離乳食も進んできたある日、うんちを見ると「うどん!!!」
ちゃんとモグモグ・カミカミできているかな?
赤ちゃんにモグモグ・カミカミが大切な理由
離乳食をステップアップしていくと、少しづつ形のある食べ物が増えてきます。
その時期に悩みがちなのが、離乳食を丸のみしてしまうこと。
ちゃんとモグモグ・カミカミできないと、食べたものがそのままうんちとして排泄されることも。
離乳食の丸のみをやめさせて、モグモグ・カミカミしてほしい。
けれど、なんで丸のみはダメなんでしょう。
理由は2つあります。
一つは食べ物の消化をよくするため。モグモグ・カミカミすることで、唾液がよく出るようになります。唾液には消化を助ける働きがあるので、大切なんですよ。
もう一つは、歯やあごの成長のため。柔らかいものばかり食べて顎を使わないと、顎が発達せず、歯並びが悪くなることもあります。赤ちゃんの頃からちゃんと顎を使うよう意識しましょう。
離乳食を丸のみしてしまう理由
赤ちゃんはなぜ、丸のみしてしまうのでしょう。丸のみしてしまう理由を見ていきましょう。
離乳食を丸のみしてしまう理由1:歯が揃っていない
赤ちゃんの歯は何本生えてきましたか?まだ、歯が生えそろわない時期は、離乳食を丸のみしてしまうのは、ある程度仕方がないことでもあります。
最初の奥歯が生え始めるのは1歳半ごろ、20本の乳歯が生えそろうのは2歳半ごろと言われています。
離乳食のモグモグ期・カミカミ期は、噛む練習の真っ只中なので、しっかり噛めずに丸呑みしてしまうこともあるのです。
離乳食を丸のみしてしまう理由2:食べ物が細かすぎる
離乳食が細かすぎて上手にモグモグ、カミカミできない場合もあります。私たちもペースト状に近い食べ物をモグモグするのは難しいですもんね。
離乳食を丸のみしてしまう理由3:食べ物が固すぎる
離乳食が固すぎても、上手にモグモグ・カミカミできず、丸のみしてしまう場合があります。
離乳食を丸のみしてしまう理由4:ママが食べさせている
手づかみ食べは進んでいますか?
もし、ママが離乳食を食べさせていたら、早く手づかみ食べの練習をしましょう。
いつまでもママが食べさせていたら、赤ちゃんの「食べたい」「味わいたい」という欲求を抑えることとなり、口に運ばれた食べ物を「飲み込む」だけで終わってしまいます。
離乳食の丸のみを直すには?
赤ちゃんの消化や歯や顎の成長のために、たくさんモグモグ・カミカミさせてあげたい。
丸のみを直す方法を3つ紹介します。
食材の調理を工夫する(レシピ)
カミカミ・モグモグの練習をするには、ある程度硬さのある野菜が適しています。
私が娘によく与えている食材は、さつまいも、かぼちゃ、大根、人参です。
さつまいもとかぼちゃは舌で簡単に潰せるので、モグモグ期にはほぼ毎日食べさせた食材。
大根と人参は柔らかく煮ると、ちょうど良い歯ごたえ。娘は喜んでカミカミしていました。
この時、野菜の大きさは細かくしすぎないこと。特にこの4つの野菜は食感を楽しむ食材なので、手で掴めるスティック状に調理しました。
また大根や人参などの根菜は、大きめに切って茹でた方が、柔らかくしっとり仕上がります。大きめに切ってから、赤ちゃんに合った大きさに切るようにしてください。
そして、離乳食を上げる前にママも食べてみてください。指で簡単に潰せるか、舌で潰せる硬さか、味は美味しいかなど、赤ちゃんの気持ちになって試食してみましょう。
手づかみ食べをさせよう!
手づかみ食べを始めると、食べ物で遊び始めたり、テーブルや床が汚れたり、ママが食べさせた方が楽だと思いますが、手づかみ食べにはメリットがたくさんあります。
私たちはこれまでの経験から目で見た情報だけで食べ物の固さや舌触りがある程度わかりますが、赤ちゃんは見るもの全て初めての経験。
口から食べる情報だけでなく、第二の脳と言われる手で、食材の硬さや感触を味あわせてあげましょう。
そして、赤ちゃんが興味を持てば、口に運びます。
ちょうどおもちゃも口に運ぶ時期だと思いますが、しっかり食べ物を握りしめ、味わうように食べると思います。
椅子を赤ちゃんの足が床につく高さに
赤ちゃんの足の裏は床についていますか?
私たちも足が地についていないと体に力が入らないように、赤ちゃんも足が床に着いていないと噛む力が入りません。
しっかり顎を使ってモグモグ・カミカミできるよう、椅子の高さを調整したり、足台を使って食べさせてあげてください。
参考にした書籍
離乳食作りで参考にした書籍はこちら。
食べることは生きること。子供が自分で食べる、ということは、自主性を育むことと繋がります。
子供の教育、知育に興味のある方にオススメです。きっと、たくさん「手づかみ食べ」させようと思いますよ。
離乳食を丸のみ?!モグモグ・カミカミするようになった方法3選まとめ
離乳食をいっぱい食べて、食べる楽しさ、生きる力を身につけてほしい。
そう思って離乳食を作ってきましたが、離乳食が進むにつれて「丸のみ」が気になるようになりました。
ここで紹介した方法を試してからは、モグモグ・カミカミが上手になりました。
骨格の関係もあるかもしれませんが、2歳になった娘の歯並びはとっても良く育っています。
この記事が離乳食で悩むママの役に立てたら嬉しいです。
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