今回は「新生児から使えるスリングの選び方」について徹底的にお伝えしていこうと思います。
育児をする上でもはや必需品の抱っこ紐。スリング一つにしても、たくさん種類がありすぎてどれを選べばいいのか迷ってしまう方もいると思います。
「自分に合ったスリングはないかな?」
「種類がありすぎて決められない。選び方のポイントを知りたい!」
そんな悩みを抱えているあなたに、スリングの選び方のポイントを教えちゃいます。
特に人気のスリングメーカー6種類(しろくま堂、ファムベリー、ベッタ、ババスリング、ボバラップ、コニー)について紹介します。
もくじ
セカンド抱っこ紐におすすめ!スリングのメリットとは?
まず、セカンド抱っこ紐におすすめのスリングのメリットを紹介します。
スリングを含め、抱っこ紐を3本使い回している私がおすすめするスリングとメリットは3つあります。
- 新生児から使える
- 体に密着するので安心できる
- 持ち運びに便利
順番に詳しく紹介していきます。
新生児から使える
スリングは新生児も安心な横抱きも、首をしっかり支える縦抱きもできるので、新生児から生後3ヶ月頃の首がすわる前の赤ちゃんも安心して使うことができます。
一般的な縦抱き用の抱っこ紐は、新生児から使うには注意で、
首がすわる前の赤ちゃんを縦抱きにする際は、赤ちゃんの首がガクンとならないように、赤ちゃんの頭をしっかり支えるインサートのある抱っこ紐が必要となります。
その点、スリングはインサートがなくても新生児から安心して使うことができます。
体が密着するので安心できる
抱っこ紐のいいところは、ママと赤ちゃんの距離が近いところですよね。
抱っこ紐は移動手段として購入する方も多いかもしれませんが、スリングは赤ちゃんとスキンシップを図る点においてもオススメなんです。
ママと赤ちゃんがぴったり密着するので、赤ちゃんはママの匂い、暖かさを感じることができ、ママも赤ちゃんの呼吸を感じながら、気持ち良く使うことができます。
持ち運びに便利
スリングのほとんどのメーカーは、布1枚から作られています。
そのため、とても軽量でコンパクトに折りたたむことができます。
バッグにも荷物の隙間にスッと収納できるので、荷物の多い時や旅行に便利。
ベビーカーがメインの移動でも、電車の乗り換えやショッピング中はスリングを使うなど、状況に合った使い方もできます。
絶対チェックすべきスリングの選び方のポイント2つ
新生児から使える抱っこ紐としておすすめのスリングの選び方を紹介します。
絶対チェックすべきポイントは2つあります。
- いつから使えるのか
- 使い方が簡単か
詳しく見ていきましょう。
新生児から使えるのかチェック!
スリングを大きく分けると以下の2つのどれかであることが多いです。
- 新生児から使えるスリング
- 首がすわって(生後4ヶ月〜)から使えるスリング
スリングを使いたいと思っている方の多くは、首がすわる前から使いたい方も多いと思います。
私も首がすわるまでは、抱っこ紐はスリングをメインに使ってました。
使い方が簡単なものがおすすめ
スリングのデメリットは使い方が難しいこと。
スリングを購入する前に動画で使い方を勉強しましたが、なんだか難しそう。自分に使いこなせるんだろうか。
スリングを使いこなすには、使い方が簡単なものを選ぶのがポイントです。
使い方の中でも大きな特徴として、①布1枚から自分で形を作るタイプ(=リングタイプ)と、②すでに形が出来ているタイプ(=バックルタイプ)③伸縮性のある布に赤ちゃんを入れるタイプ(=チューブタイプ)に別けることができます。
- リングタイプ
- ファスナータイプ
- チューブタイプ
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
リングタイプ
リングタイプのスリングは、伸縮性のない1枚の布をリングを使って形を整えます。
1枚の布から形を作るので、慣れていない方にはちょっと難しい。また、リングで固定するので、片手で赤ちゃんを支えた方が安心して使えます。
バックルタイプ
バックルタイプのスリングは、赤ちゃんを入れる場所がすでに作られており、紐の長さをバックルやファスナーで調整します。
すでに形ができているので、リングタイプのように形を作る手間はありません。また、バックルで紐の長さを調整できるので、パパと共用で使うこともできます。
チューブタイプ
チューブタイプのスリングは、伸縮性のある布をママの体に巻きつけ、その中に赤ちゃんを入れて使います。
ラップのように、赤ちゃんとママの体をすっぷり包み込むので、ママの肩や腰に負担がかかりにくくなります。エルゴなどの一般的な抱っこ紐だと肩や腰が痛い方や小柄な方にもぴったりフィットしやすいです。
私のおすすめは形がすでに出来上がっているもの。赤ちゃんを入れるだけなので簡単。▼
オススメは、すでに形が整えられているバックルタイプか、赤ちゃんを体に包み込むチューブタイプです。
リングタイプのスリングは、「形を整えるのが大変」「リングから出た布が邪魔」「リングだけで支えるのは不安」といった口コミがたくさん見られます。
バックルタイプは形がすでに整っているので、スリングの中に赤ちゃんを入れるのもコツを掴めば簡単にできます。
チューブタイプには、形が整っているものと、布1枚を体に巻きつけて使うものがありますが、こちらもコツを掴めば簡単に使うことができます。
- 新生児から使えるスリングがおすすめ
- 使い方が簡単なのは、バックルタイプかチューブタイプ
できればチェックしたいスリングの選び方のポイント4つ
スリングを選ぶ際、できれば以下のポイントもチェックしましょう。
- どんな抱き方ができるか、抱き方の種類
- 素材は?夏はメッシュ素材がおすすめ
- サイズは自分に合っているか
- 価格もチェック!
どんな抱き方ができるか、抱き方の種類
スリングで可能な抱き方は横抱き、縦抱き、腰抱き、前向き抱っこの4種類があります。
リングタイプ、ファスナータイプ、バックルタイプでそれぞれ可能な抱き方が変わります。
大まかに分類すると以下の表となります。
横抱き | 縦抱き | 腰抱き | 前向き抱っこ | |
リングタイプ | △ | ◯ | × | × |
バックルタイプ | ◯ | ◯ | ◯ | △ |
チューブタイプ | × | ◯ | × | △ |
素材は?夏はメッシュ素材がおすすめ
スリングはママも赤ちゃんも触れる面積が大きいため、素材の選び方も結構大事なポイントです。
特に夏に使う機会が多い方は、サラサラした素材やメッシュ素材のスリングがオススメです。
また、赤ちゃんをすっぽり包み込むので、赤ちゃんにも優しい素材を選びたいですね。
サイズは自分に合っているか
リングタイプとバックルタイプのスリングは、肩ひもの長さを自分で調整することができます。
一方、チューブタイプのスリングは、一枚の布からできているので、サイズ調整ができません。
そのため、ママの体型や赤ちゃんが成長するにつれて、小さく感じたり、逆に大きすぎると感じることもあると思います。
その点、日本のメーカーであれば、だいたいのママは安心して使えると思います。
価格はどのメーカーも1万円前後
スリングは一般的な縦抱き抱っこ紐に比べると比較的安価なものが多く、どのメーカーも10,000円前後で購入できます。
コスパも大事ですが、2本目抱っこ紐として自分の使い方に合ったスリングを選ぶのがポイントです。
おしゃれママにおすすめデザイン性のあるおすすめスリング
それでは、おしゃれママにおすすめのデザイン性のあるスリング紹介したいと思います。
これから紹介するスリングは、対応月齢、可能な抱き方、製造国、素材、重さ、価格の6つのポイントを一緒に紹介しているので、参考にしてください。
北極しろくま堂:キュットミー!しじら織り(11,800円)
対応月齢 | 新生児〜16キロ(3歳くらい) |
可能な抱き方 | 縦抱き |
製造 | 日本製 |
素材 | 綿100% |
重さ | 約460g |
価格 | 11,800円 |
北極しろくま堂は、抱っこ紐を作る日本のメーカー。スリング以外にも、抱っこ紐やおんぶ紐など沢山の商品を扱っており、赤ちゃんとママのことをよく考えて商品を開発しています。
スリングのキュットミーの生地には、スリングに必要な強度のある「しじら織り」という甚平などに使われている日本の布を使っており、夏は涼しく、冬は暖かい特徴を持っています。
肩には肩パットが入れられていることや、布を広く伸ばすことで、ママの体にかかる負担を分散させることができ、肩や腰に優しい設計となっています。
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ファムベリー:スリングしじらコレクション(8,580円)
対応月齢 | 新生児〜2歳くらい |
可能な抱き方 | 横抱き・縦抱き |
製造 | 日本製 |
素材 | 綿100% |
持ち運びサイズ | 約340g |
価格 | 8,580円 |
ファムベリーのベビースリングの特徴は、リングから出る布のライン。ドルフィンのテールをイメージするような美しいラインをしています。
この部分はママのスタイルを美しくみせるだけでなく、授乳中の目隠し、赤ちゃんの日差しよけなど、様々な用途に使えます。
肩と赤ちゃんの頭の部分(ポーチ部)には綿が入っており、赤ちゃんを抱っこしやすく、ママの体にも優しい設計。しじら織りという綿100%の布を使っており、洗濯にも丈夫に作られています。
\美しいラインが特徴/
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ベッタ:キャリーミー!プラス(7,920円)
対応月齢 | 新生児〜11.3キロ |
可能な抱き方 | 横抱き・縦抱き・腰抱き |
製造 | 日本製 |
素材 | 綿100% |
持ち運びサイズ | 約250g |
価格 | 7,920円 |
ベッタのキャリーミープラスは、肩のファスナーで紐の長さを調整するタイプのスリングです。
布1枚で作られているため長時間使うと肩に負担がかかりますが、重さはたったの250g。折りたたむと手帳サイズになるので、持ち運びに大変便利です。
新生児は横抱き、首が座ってからは縦抱き、腰抱き、と成長に合わせて抱き方を変えることができます。
紐の長さを調整すれば、ママはもちろんパパも使うことができるので、家族で共用して使えます。
素材は綿100%。手洗いや洗濯機での洗濯も可能。
最近では、ドラマ「コウノドリ2」でこちらのスリングが使われていました。一般的な抱っこ紐のようにゴツくないので、洋服とのコーディネートを楽しむこともできます。
\一番オススメ!/
ベッタのスリングを公式HPで探す
ババスリング(12,100円)
対応月齢 | 新生児〜13キロ |
可能な抱き方 | 横抱き・縦抱き・腰抱き・前向き抱っこ |
製造 | インドネシア |
素材 | 綿100% |
持ち運びサイズ | 約450g |
価格 | 12,100円 |
ババスリングはオーストラリアで生まれたスリングのブランド。
スタイリッシュなデザインで、女性だけでなく男性が持ってもかっこいいデザインが特徴。
こちらのスリングは、横抱きや縦抱き以外にも、赤ちゃんを前向きにした「前向き抱っこ」もできるスリング。前向きにするときは、赤ちゃんの足をあぐらをかくようにしてスリングに入れます。様々な抱き方ができるので、使い方を楽しむことができますね。
肩には厚さ2cmのパッドが入っているため、ママの肩の負担を分散させることができます。スリングにはポケットがあり、夏場は暑さ対策として保冷剤を入れたり、ハンカチ、おもちゃなどを収納することも可能。
布はコットン100%。汗かきの赤ちゃんも気持ちよく過ごせます。
\スタイリッシュなデザイン/
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ボバラップ(7,560円)
対応月齢 | 新生児〜16キロ |
可能な抱き方 | 縦抱き |
製造 | 中国製 |
素材 | コットン95%、スパンデックス 5% |
持ち運びサイズ | 約680g |
価格 | 7,560円 |
ボバラップは、長さ5mもの布を体に巻きつけて、ママの体と布の間に赤ちゃんを入れて使います。
赤ちゃんがママの体に密着できるので、赤ちゃんがママのお腹の中に戻ったような気持ちになれる抱っこ紐。
抱き方は、縦抱きの1種類ですが、この布1枚で新生児から安心して使うことができます。
赤ちゃんを抱っこしていない間も、洋服1枚のように、付けっ放しでも違和感なく過ごせるのも嬉しいポイント。
最近、おしゃれなママの間で人気のスリングで、インスタなどで紹介しているママも多いです。
\インスタで話題の/
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コニー(6,880円)
対応月齢 | 新生児〜20キロ |
可能な抱き方 | 縦抱き・対面抱き |
製造 | 韓国? |
素材 | ポリコットンスパン |
持ち運びサイズ | 約200g |
価格 | 6,880円 |
コニーの抱っこ紐も、最近おしゃれなママの間で人気のスリング。一般的な抱っこ紐のようにゴツくないので、おしゃれな着こなしを邪魔しません。
一見、先に紹介したボバラップと似ていますが、ボラバップは1枚の布を体に巻きつけて使用しますが、こちらはすでに形ができているので、誰でも簡単に使うことができます。
肩〜背中にかけて覆う構造により、ママの肩や背中にかかる負担を分散・軽減してくれます。
今回紹介したスリングの中では最軽量の200gという軽さ。コンパクトに畳むことができるので、荷物の多い日も安心。
調べたところ製造場所が不明でしたが、韓国から発送されるみたいです。素材はTシャツなどに使われるコットン製のものと、夏向けのメッシュ地の2種類があります。
サイズの種類がXXS〜XXLまで8種類もあり、体の大きさに合わせて選べますが、どのサイズを選べばいいのか悩んでしまうかもしれませんね。
\最軽量!/
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スリングの選び方まとめ
スリングはママと赤ちゃんがぴったり密着できるので、「赤ちゃんが泣き止む」「赤ちゃんがすぐ寝る」と言った声もよく聞きます。
私もスリングを購入したきっかけは、娘が泣き止まない、寝ない、に悩んだからでした。
新生児から安定して歩けるようになった2歳くらいまで、毎日よく使いました。グズグズした時や寝ない時にスリングに入れると、一瞬で泣き止み甘えん坊になる娘が本当可愛いです(笑)
また、エルゴなどの抱っこ紐に比べてゴツくないので、おしゃれをしたりコーディネートも楽しめますよ。
\スリングを買うならベッタ、キャリーミープラスがおすすめ!/
ベッタのスリングを公式HPで探す
私が愛用しているスリング「キャリーミー」を詳しく紹介しています。▼
【2020年版】スリング「キャリーミー!」の口コミ。実際使ってレビュー。新生児から使える!スリング愛用中のつるこでした。
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