「母乳が出ない。」
「母乳の出を良くしたい。」
こんにちは、つるこです。
私は産後、なかなか母乳が出ませんでした。母乳が出ない体質なんだ。。と母乳育児を諦めそうになりましたが…
助産師さんから、最初から出ないのは当たり前、母乳が作られるようになるには「身体作り」が大切!と教わりました。
その結果…生後2週間で完母になりました!
- 母乳が出ない・少ない原因
- 母乳のメカニズム
- 助産師直伝!母乳量を増やす方法
を紹介していきます。
もくじ
母乳が出ない・少ない原因
母乳はママの身体から作られます。そのため、身体の調子が整っていないと母乳の出が悪くなるそうです。母乳が出ない・少ない主な原因を紹介します。
母乳が出ない・少ない原因①血流が悪い
ママの母乳は血液から作られています。体の冷えや貧血などで血液の循環が悪いと母乳の出も悪くなる可能性があります。
母乳が出ない・少ない原因②食生活
母乳はママの血液から作られているので、母乳の材料であるママの栄養(食生活)が大切。
母乳が出ない・少ない原因③ストレス
ストレスは血流を悪くしたり、ホルモンバランスを崩しやすいもの。出産後は特に睡眠不足や育児の悩みを抱えがちですが、できるだけゆったりした気持ちで過ごしたいものですね。
母乳はどうやって作られる?母乳のメカニズム
オキシトシン:母乳を送り出すホルモン
私は出産したら勝手に母乳が出ると思っていましたが…そうではありませんでした(笑)
母乳を出すには、身体にスイッチを入れる必要があり、そのスイッチは「乳首」にあります!
乳首に刺激(吸啜刺激)を加えることで、初めて母乳に必要なホルモンが分泌されるのです。
赤ちゃんに乳首を吸ってもらったり、おっぱいマッサージをして身体にスイッチを入れることが大切。
母乳量を増やす方法~私が完全母乳になるためにした事全部~
それでは、私が完全母乳になるためにした事を全部!紹介していきます。
助産師さんから教わった母乳量を増やす方法は、どれも家で簡単にとりいれられます。是非試してみてください。
①とにかく赤ちゃんに吸ってもらう(頻回授乳)
先ほども説明したように、母乳を出すスイッチは「乳首」にあり、母乳を出すホルモンは赤ちゃんが乳首を吸うことで分泌されます。
赤ちゃんがおっぱいを欲しがったら、どんどん吸ってもらいましょう。
②おっぱいマッサージをする
おっぱいマッサージの目的は、母乳の通り道を作ることと、赤ちゃんが吸いやすい柔らかい乳首を作ることです。
初めての出産では、母乳の通り道がまだ塞がっていることもあります。また、硬い乳首は赤ちゃんが吸いにくいおっぱいなんです。
③体を冷やさない、暖かいシャワーを浴びる
母乳は血液から作られています。血液の流れが良くなるとおっぱいに運ばれる血液の量も増えるため、母乳が出やすくなります。
産後すぐに入浴はできませんが、足湯をしながらシャワーを使ったり、肩~背中をシャワーで温めました。
シャワーから出たら、身体を冷やさないように暖かい衣類を着ましょう。
④暖かいお茶をたくさん(1日2L以上)飲む
冷静になってみると、水分を摂ってない?ってことはありませんか?私も産後、赤ちゃんのことに精一杯で水分を摂るのをすっかり忘れていました!!!
母乳の元はママの血液。ママの身体に水分がないと母乳も増えません。
入院中は常温の水を売店で購入したくさん飲みました。そして退院後は母乳にいいと言われる「たんぽぽ茶」を1日2L以上飲みました。できれば、常温かホットで。冷たいお茶は身体を冷やしてしまうのでおすすめしません。
朝起きたらまず「たんぽぽ茶」を作り、サーモスのステンレスボトルに入れておきます。いつでも暖かいお茶を飲めるようにしました。
結果、母乳は本当によく出ました!!卒乳まで1回もミルクを足すことはなかったです。
お茶は作り置きしてました
⑤ご飯をよく食べる!
母乳はママの血液からできているので水分と同じく栄養のある食事も大切です。出来るだけ白米を1日2~3回は食べましょう。
私の場合、3食しっかりご飯を食べて、小腹が空いたらおにぎりも食べていました。1日5食食べた日もありました(笑)それでも、授乳のおかげで妊娠前より痩せました(笑)
⑥よく寝る、昼寝もする
よく眠ることも母乳には大切なこと。産後まとまった時間眠るのは難しいですが、赤ちゃんが寝ているときはママも一緒に休みましょう。
家事はパパやお手伝いしてくれる人に任せちゃって大丈夫!
【参考】私の母乳量の推移
これまで紹介した方法を出産直後から心がけ、生後0~1日目は全く出なかった母乳が、生後2日目から少しづつ出始め、日に日に母乳量が増えていきました。
母乳が足りない間はミルクを追加していましたが、生後2週間後にはミルクを足さずに母乳だけでOKと助産師さんに言われ、晴れて完全母乳となりました!!
母乳育児に悩んだら…母乳外来・母乳相談室に通う
私は完全母乳になった後も「母乳外来」に通いました。娘が2週間NICUに入院していたこともありますが、初めての母乳育児。実際に赤ちゃんと過ごしてみるとわからないことばかり。そんな時、母乳外来で相談できる、ということが本当に心強かった!!
卒乳まで完全母乳で入られたのも、母乳外来のおかげと思っています。
出産した病院に母乳外来があればそれを予約するのが一番かと思いますが、「桶谷式母乳相談室」でも母乳育児の相談ができますよ。
母乳量を増やすための実際のタイムスケジュール
赤ちゃんが退院してから1ヶ月ほどのタイムスケジュールを紹介すると、
パパと朝食、ご飯をしっかり食べる!
赤ちゃんが起きたら授乳。
赤ちゃんが寝ている間にお風呂。足湯しながらシャワーでしっかり背中を温める。
パパが帰宅したら夕食、ご飯をしっかり食べる。
洗濯を畳んだり、干したり。(うちはずっと共働きなので洗濯は夜派です。)
パパとおやつを食べながら1日の赤ちゃんの様子を話したりして過ごす。
就寝
里帰りはしませんでしたが、2~3日に1回は母親が手伝いに来て、食事の作り置きをしてくれていました。よく食べたのは、豚汁、ひじきの煮物、きんぴら、根菜の煮物…和食中心でした!本当助かりました~!
母乳量を増やす方法!完母になった私がやった今すぐできる事全部まとめ
私が試して効果を感じた母乳を増やす方法をまとめました。いかがでしたか?
母乳育児って心配が多いですよね。私もいつも心配で自分のおっぱいに自信が持てずにいました。
そして、母乳不足に悩んだ後も、赤ちゃんの乳頭混乱、コリック(過飲症候群)、母乳過多、哺乳ストライキ、卒乳後のおっぱいメンテに悩むこととなりました。
私の場合、母乳外来に通ったり、本で勉強して、自分のおっぱいに自信をつけていきました。私の経験が誰かの役に立てばいいなと思いブログをまとめました。参考にしていただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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