こんにちは、0歳娘の育児に奮闘中のママ、つるこです。
もうすぐ、娘の初節句。
娘の健やかな成長を祈って、ひな人形とつるし飾りを飾りました。
ひな人形は、小黒三郎さんの組み木のひな人形を購入。
小黒三郎さんのひな人形|インテリアに馴染む組み木の雛人形そして、つるし飾りは、手芸が得意な母に作ってもらいました。
その「つるし飾り」がとっても可愛いので、人形に込められた願いと一緒に紹介したいと思います。
「つるし飾り」とは?
「つるし飾り」とは、ひな祭りに子供の健やかな成長を願い雛壇の両脇につるした飾りのことです。
昔は着物などのハギレで、祖母や母、親戚などがひと針ひと針、願いを込めて人形を仕上げたそうです。
つるし飾りの中に同じ人形は一つもなく、それぞれに込められた願いがあります。
「つるし飾り」の人形に込められた願い
こちらが母が作ってくれたつるし飾りです。とっても可愛い。
人形は全部で14種類もあります。それぞれ見ていきましょう。
桃
花、葉、種すべてに薬効がある。邪気・悪霊を払い、延命長寿を授けてくれるように。
柿
福や幸せを“かき”取ると言われる。柿は長寿の木・厄払いの木とも言われ栄養価が高く滋養があることから子供の健やかな成長を願って。
ほおずき
子供や女性のお守り。実や根に薬効があり、婦人病に悩まされないように。
みかん
一生食べ物に困らないように。ビタミンをとって風邪予防。実り豊かな人生を願って。
とうがらし
可愛い娘に悪い虫がつかないように。(昔、虫からひな人形を守るために収納箱へ唐辛子を入れて保管していた。)
うさぎ
赤い目に魔除けと護身(病気を退治できる)霊力があり「芯の強い優しい人になれる」との言い伝えがある。
俵ねずみ
大黒さんの使いと言われる「ねずみ」は金運に恵まれると言われる。「俵」は五穀豊穣をあらわし、食に困らないように。
鳩
神の使い・平和の象徴と言われる縁起のよい鳥。また、「鳩はむせない」ことから赤ちゃんがお乳をよく飲み元気に成長しますように。
這い子人形
赤ちゃんが「はいはい」をたくさんして、元気に、丈夫に育ちますように。
草履
早く歩けるようになりますように。また健脚健康になり、働き者になれるお守りとして。
七宝まり
七宝の形を表す縁起物。幼子の遊び道具でもある。丸々と円満にはずむ心豊かな暮らしへの願いを込めて。
三角
昔「薬袋」が三角の形をしていたことから、病気に無縁でありますように、不運が起こらないように祈るお祓いとして
風車
幼子の遊び道具、虹色の魔除け、厄除け。何事にもいても良い風向きに恵まれ、物事がうまく運びますように。
五つ花
花のように可愛く育ちますように。
[chat face="IMG_0026.jpg" name="つるこ" align="left" border="blue" bg="none" style="maru"]どれも親として娘の成長を願う気持ちが詰まってますね。[/prpsay]つるし飾りの作り方
母はこちらの本を参考にして作ったそうです。
しかし手芸が得意じゃないと手作りは難しい。自分にはとても無理だと思う。
手作りキットなら難易度も低い?▼
「つるし飾り」の台はDIY
「つるし飾り」を飾る台は、主人に作ってもらいました。
ホームセンターで材料を買って、1000円くらいでできたそうです。
見栄えがよく、つるし飾りを作った母もとても喜んでいました。
【手作り】雛祭りに飾る「つるし飾り」とは?人形に込められた願いまとめ
娘の初節句に素敵な「つるし飾り」を飾れて嬉しかったです。
それぞれの人形に込められた願いを知ることで、より大切にしたいと思いました。
昔の風習では、子供が成長したら「どんと焼き」で焚きあげてしまったようですが、母に作ってもらった「つるし飾り」は、娘、孫…と大切にしてほしいなと思っています。
ひな人形は小黒三郎さんの作品です。▼
小黒三郎さんのひな人形|インテリアに馴染む組み木の雛人形
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