今回は赤ちゃんの便秘対策「綿棒浣腸」のやり方を詳しくご紹介します。
ウンチが出ないと赤ちゃんの機嫌が悪くて大変ですよね。
娘は生後1ヶ月頃から便秘に悩み、その頃の娘はいつも不機嫌で泣いてばかり。
そこで、綿棒浣腸で便秘を解消してあげると、機嫌の良い赤ちゃんになり驚きました!
この記事では、
- 赤ちゃんの便秘の特徴
- 綿棒浣腸のやり方
を詳しく紹介していこうと思います。
機嫌はいいですか?
赤ちゃんの便秘といっても個人差があるもの。1日に何回もする赤ちゃんもいれば、数日に1回で大丈夫な赤ちゃんもいます。
便秘を判断する上で、うんちの回数・量・硬さも大切な情報源ですが、一緒に赤ちゃんに便秘サインがないか確認してみましょう。
赤ちゃんの便秘サイン
赤ちゃんの便秘サインを見ていきましょう。
- うんちの回数・量が少ない
- うんちが硬い
- 赤ちゃんの機嫌が悪い・なかなか泣き止まない
- よくうなる
- 足をバタバタよく動かす
- お腹が張っている・でべそになっている
- 吐き戻しが多い・おっぱいの飲みが悪い
娘は1日に何回もうんちをしていたので便秘は大丈夫だろうと思っていましたが、お腹の張り・でべそに気がついて綿棒浣腸をしたところ、沢山うんちが出ました。
毎日うんちが出ていても上記のようなサインがある場合、便秘しているかもしれません。
確認してみてください。
赤ちゃんの便秘の原因
赤ちゃんの便秘の主な原因は以下の3つです。
- 水分不足
- 食べる量(母乳・離乳食)が少ない
- うんちをうまく出せない(成長とともに改善する)
赤ちゃんによって便秘の具合は異なるもの。便秘に悩んだら病院で相談もしてみましょう。
綿棒浣腸って何?
綿棒浣腸とは、綿棒で赤ちゃんの肛門を刺激しうんちを出しやすくする方法です。
赤ちゃんの便秘といったら「綿棒浣腸」と言われるほどポピュラーな方法なので、助産師さんからやり方を教わった方も多いと思います。
うんちが出るまでには、
- うんちが直腸に降りてくる
- 「うんちがしたい」という反射が起きる ←綿棒で肛門を刺激
- 腹圧をかける
- うんちがでる
といった流れがあります。
綿棒浣腸は肛門を刺激し「うんちがしたい」という反射を起こしうんちを出しやすくします。
ゆるゆるうんちは出しずらい?!
月齢の低い赤ちゃんって、独特のゆるゆるなうんちをよくしますよね。
ゆるゆるうんちの場合、うんちが直腸に降りてきても「うんちがしたい」という反射が起こりにくく、さらに赤ちゃんはまだ腹圧をかけるのが上手ではないため、便秘してしまう場合があります。
綿棒浣腸って癖になるの?
毎日して大丈夫です。
- 綿棒浣腸が癖になった赤ちゃんを見たことがない。
- うんちやガスでお腹が苦しい方が辛いから、できれば毎日して。
と言っていました。
なので私は、毎日しかも朝晩2回、綿棒浣腸していました。
そして、だんだんと赤ちゃんも成長し、いつの間にか自分で自然に出せるようになりました。
綿棒浣腸のやり方
それでは綿棒浣腸のやり方をご紹介します。
綿棒浣腸:タイミングは?
- 授乳・食後30分くらい
綿棒浣腸をするタイミングは、お腹の動きが活発になる授乳・食後30分くらいが効果的です。
赤ちゃんが苦しそうな時やいきむ様子が見られた時にしてみても良いでしょう。
授乳直後は吐き戻す可能性があるので避けましょう。
私は大体、朝授乳が終わって着替えをする時と夕方お風呂に入る前にしていました。
綿棒浣腸:準備する物
綿棒浣腸で準備するものは以下の5点です。
- 大人用の綿棒(慣れるまで1cmと2cmに印をつける)
赤ちゃん用綿棒は細すぎて刺激が伝わりにくいので大人用綿棒を使います。目印は肛門に深く挿れすぎないようにするためです。 - ワセリン
べビーオイルでも可ですが、ねっとりしているワセリンの方が挿入がスムーズです。 - オムツ替えシート or 新聞紙
- オムツ
- おしりふき
綿棒浣腸:手順
- 赤ちゃんのお尻の下に、新聞紙かオムツ替えシートを敷き、オムツは開いた状態で準備。
- ワセリン(またはオイル)を綿棒にたっぷりをつけます。
- 赤ちゃんを仰向けにして足をお腹に引き寄せるように曲げ、利き手ではない手でしっかり固定する。
- 綿棒を挿れる。1cmの目印が完全になくなるまで挿れましょう。
- 「の」の字を書くようにゆっくり回します。肛門の内側をなぞるイメージで回してみましょう。力は入れず、ゆっくり優しく。
- 綿棒の先にウンチがついたらもう少し「の」の字の刺激を続けます。
- 刺激を繰り返すと、肛門からウンチが出てきます。さらに、おしりふきでウンチを拭き取るように肛門を刺激します。
- さらにもりもり出てくると思います。
赤ちゃんが動いて怖い場合は2人でやりましょう。1人は赤ちゃんの頭側にまわって足を固定するとやりやすいです。
赤ちゃんの便秘に!綿棒浣腸のやり方!毎日してもいい?タイミングは?まとめ
赤ちゃんの便秘は多くのお母さんが抱える悩みの一つ。
娘の場合、毎日うんちが出ていたので便秘はしてないと思っていましたが、気がついた時にはお腹がパンパン・でべそになっていました!
そこで綿棒浣腸をしてみると大量のうんちが!!
その日から今までのグズグズが嘘のように、よく眠る赤ちゃんになりました。
自力でうんちを出せるようになるまで、毎日朝晩2回綿棒浣腸をしてうんちを出していました。(うんちを出してあげないと不機嫌になるので。)
その後、寝返りが上手になった生後3ヶ月ごろには綿棒浣腸をしなくてもうんちが出るようになりましたよ。
便秘を改善するために赤ちゃん乳酸菌を1ヶ月試したのも効果があったと思ってます。
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【レビュー】たそがれ泣き・夜泣き対策「チャイルドヘルス」で改善!生後7ヶ月頃にも卒乳と同時に便秘が再発したため綿棒浣腸で出してあげることがありましたが、水分量を増やすことですぐに改善できました。
離乳食期の便秘に効果のあった方法を紹介。▼
赤ちゃんの便秘解消にオススメレシピ3選と便秘の時に気をつけたい事このように、0歳の間は綿棒浣腸をよくしましたが、癖になったりはしませんでした。
赤ちゃんの便秘は成長すると改善することがほとんどです。赤ちゃんが気持ちよく過ごせるように、綿棒浣腸やガス抜きや便秘マッサージなどうまく活用してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回はこの辺で。つるこでした。
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