「赤ちゃんの吐き戻しが多い。」
「病気じゃないかな?」
こんにちは、つるこです。
生後8ヶ月の娘を育てている新米ママです。
赤ちゃんの吐き戻し、よくある事だと知っていても心配になりますよね。
娘も吐き戻しが多くて、勢いも量もすごかったので「もしかして病気だろうか」「栄養はちゃんと取れているんだろうか」と、とても心配になりました。
赤ちゃんの吐き戻しのタイプによっては、適切に対応することで改善できることがあります。
- 危険な吐き戻しのサイン
- 吐き戻しのよくある原因と対処法
を詳しく紹介していこうと思います。
危険な吐き戻しのサイン
赤ちゃんの危険な吐き戻しのサインは、
- 体重の増え方が悪い
- 急に勢いよく、大量に吐くようになった
- 呼吸の様子がいつもと違う
- 発熱、下痢がある
- うんちの色がいつもと違う
といった症状です。
赤ちゃんの吐き戻し、問題ない場合がほとんどですが、中には病気が隠れていることも。
吐き戻しと一緒に上記のような症状がある場合、すぐに病院を受診しましょう。
吐き戻しのよくある原因と対処法
赤ちゃんの吐き戻しの原因は、
- 授乳後に口から母乳やミルクが溢れてしまう(溢乳)
- げっぷ不足
- 母乳やミルクの飲みすぎ
一つ一つ解説していきます。
授乳後の口から母乳やミルクが溢れてしまう(溢乳)
溢乳とは、授乳後に口から母乳やミルクが溢れるように出てしまうことを言います。
赤ちゃんの胃はいわゆる「とっくり状」。また、胃の入り口の筋肉が成長途中なので、胃の中のミルクや母乳が食道に逆流しやすいのです。
赤ちゃん特有の生理的な現象の一つなので、成長とともに改善されます。
げっぷ不足
吐き戻しが多い原因のひとつに「げっぷ不足」の可能性が考えられます。
赤ちゃんは、授乳の仕方などによって母乳やミルクを飲む際に、空気を一緒に飲んでしまいます。特に、生まれたての赤ちゃんは、まだ飲むのが上手ではないため、空気を一緒に飲み込んでしまいがち。
授乳の時に飲んだ空気の量が多いと、吐き戻しもしやすくなります。
吐き戻しが多いなと感じたら、まずげっぷをしっかりさせてあげるようにしてみましょう。
げっぷを詳しく
赤ちゃんのげっぷサインとは?上手な出し方とコツ!出ない時の対処法また、母乳育児をしている場合、赤ちゃんがママのおっぱいを上手に吸えないと、空気を飲みやすくなります。
赤ちゃんがママのおっぱいを上手に吸えることを「ラッチオン」と言います。
おっぱいを吸わせるとき「ゴクゴク」や「チュッチュッ」といった音がする場合、要注意。
この「ラッチオン」は、ちょっとしたコツで改善できるので、気になったら確認してみましょう。
ラッチオンとは?
ラッチオンって何?助産師さん直伝!正しい授乳法を知って授乳を楽に!母乳やミルクの飲みすぎ
「げっぷ」や「ラッチオン」を見直しても吐き戻しが改善しない、という場合、「母乳やミルクの飲みすぎ」も考えられます。
飲みすぎの主な原因は、ママが感じてしまう「母乳不足感」にあります。
母乳の場合、ミルクと違って飲んだ量がはっきりわからないので、授乳後も赤ちゃんが泣き続けたり、機嫌が悪かったりすると、「母乳が足りないのかな?」と思ってしまいがち。
赤ちゃんは与えられた分、母乳やミルクを飲んでしまうため、必要以上に母乳やミルクを与えてしまうと飲みすぎた分を吐き戻してしまいます。
娘も「母乳の飲みすぎ」で吐き戻しの多い赤ちゃんでした。
娘も吐き戻しの多い赤ちゃんでした。
娘は最初、直接授乳で飲める量が少なく、哺乳瓶で搾乳した母乳を追加していました。その後、ママのおっぱいから飲める量が増えたため、完全母乳となりましたが…授乳の後に赤ちゃんが泣くと「母乳が足りないのかな?」と思い、授乳をさせていました。
その結果、吐き戻して泣く、授乳させる、また吐き戻して泣く…の悪循環に。
母乳不足感を感じたら、本当に母乳が足りているのか、足りていないのか、見極める必要があります。詳しくは下記記事で紹介しています。
母乳不足を感じたら確認したいこと
母乳が足りない気がする…母乳不足を感じてしまう3つの理由と対処法赤ちゃんの吐き戻しの危険なサイン&よくある原因・対処法まとめ
赤ちゃんの吐き戻しの危険なサインとよくある原因・対処法を紹介しました。
吐き戻しに勢いがあったり、量が多いとママはびっくりしますよね。
ほとんどの場合、ここで紹介した対処法で改善されると思いますが、心配なことがあれば病院や助産師・保健師に相談することをお勧めします。
私はなかなか母乳育児に自信を持てなかったので、しばらく母乳外来に通っていました。母乳外来に通ってなければ、吐き戻しの原因に「飲みすぎ」や「母乳不足感」があると気付かなかったかもしれません。
下記記事は、母乳育児をする上で知っておきたいことをまとめています。母乳育児を頑張るママの参考になれば嬉しいです。
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