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【母乳育児】赤ちゃんが欲しがるだけ授乳のやり方・コツ・タイミング

大人主導の授乳と赤ちゃん主導の授乳の違い、欲しがるだけ授乳のやり方・コツ・タイミング

こんにちは、つるこです。

授乳は決まった時間にあげる?

それとも、赤ちゃんが欲しがる時に欲しがるだけ?

それぞれのママにとって色々な授乳スタイルがあると思います。

私の場合、「授乳時間はきっちり!」「左右交互に!」を守って授乳をした結果、母乳の増え過ぎ・赤ちゃんの母乳の飲み過ぎに悩んだので、それぞれのメリットとデメリット、正しいやり方を紹介していこうと思います。

母乳育児をする上で知っておきたい、

  • 大人主導の授乳とは?
  • 母乳量が増えすぎることで起きる問題
  • 赤ちゃん主導の授乳とは?
  • 赤ちゃん主導の授乳のやり方・コツ
  • 赤ちゃん主導の授乳にする切り替えるタイミング

について詳しく紹介したいと思います。

大人主導の授乳とは?

大人主導の授乳とは、「時間を計る」「左右入れ替える」など、ママが時間を計って授乳する方法を言います。

出産した病院で「左右5~10分ずつ」「できるだけ両方飲ませる」ように指導を受けました。私と同じように指導された方も多いのではないでしょうか。

母乳量を増やすためには、赤ちゃんに沢山おっぱいを吸ってもらうことがとても重要です。「大人主導の授乳」では、赤ちゃんに沢山吸ってもらうことができるので、母乳量を増やすために効果的なんです。だから助産師さんは「両方飲ませる」や「3時間以上間隔を空けない」と指導しているんですね。

しかし、母乳量が増えた状態で「大人主導の授乳」をしてしまうと、ママの体では「もっとおっぱい作らなきゃ!」状態に。

その結果、赤ちゃんの飲む量に対してママの母乳量が多い状態になってしまうのです。

「大人主導の授乳」のメリット・デメリット

大人主導の授乳のメリット

  • 時間を決めて頻回授乳をすることで母乳量が増える

大人主導の授乳のデメリット

  • 母乳量が増えた状態で続けると、母乳量が増え過ぎてしまう恐れがある。
つるこ
母乳はたくさん出た方がいいんじゃないの?

実は、母乳が増え過ぎることで起きる問題も出てくるのです。

母乳量が増えすぎることで起きる問題

母乳量が増えすぎることで起きる問題

母乳量が増えすぎることで起きる問題

  • 母乳を上手に飲めない
  • 母乳を飲み過ぎてしまう
  • 乳腺炎を起こしやすくなる

母乳を上手に飲めない

ママの母乳量が多くなると、おっぱいの勢いも良くなる傾向があり、授乳中に赤ちゃんがむせたり、咳き込んだり、授乳中に飲む空気の量が増えてしまうことがあります。

母乳を飲み過ぎてしまう

ママの母乳量が多いと、赤ちゃんは母乳を飲み過ぎてしまう可能性が。

母乳を飲み過ぎた赤ちゃんは、吐き戻しが多かったり、お腹が苦しいため横になるのを嫌がる、グズグズ、泣き止まない、等の症状が見られる場合も。

それでも、授乳を続けると「過飲症候群」に悩まされる場合も。

過飲症候群とは、おっぱいの飲み過ぎで起こる諸症状を言います。

具体的には、

  • 体重が急激に増える
  • 吐き戻しが多い
  • 鼻づまり、ゼーゼーしている
  • うなる・いきむ
  • お腹がパンパンに張る・でべそ
  • うんちが緑色・泡状
  • 泣き止まない・グズグズ

娘の場合、生後5週頃から「何をしても泣き止まない」赤ちゃんに悩みました。

泣いている原因はこの母乳の飲みすぎ(過飲症候群)だったと分かり、私の母乳量が多いことも要因の一つでした。

過飲症候群を詳しく

【過飲症候群って何?】母乳の飲み過ぎでたそがれ泣き?原因と対処法 【過飲症候群って何?】母乳の飲み過ぎでたそがれ泣き?原因と対処法

乳腺炎を起こしやすくなる

母乳量が増え過ぎてしまうと、赤ちゃんが飲みきれない母乳が乳房に溜まってしまいます。

おっぱいの中に残った母乳が詰まって炎症を起こすと乳腺炎(おっぱいの強い痛み・高熱)を起こす可能性が。

赤ちゃん主導の授乳とは?

赤ちゃん主導の授乳とは?

一方、「赤ちゃん主導の授乳」は、赤ちゃんが欲しがるタイミングに、時間管理や左右を入れ替えたりせず、赤ちゃんが口を離すまで授乳する方法を言います。

赤ちゃんは自分が飲みたい時に飲みたい量を飲むことができるようになります。

赤ちゃんも満足するし、ママのおっぱいも赤ちゃんに必要な分の母乳量が生産されるようになるのです。

「赤ちゃん主導の授乳」のメリット・デメリット

赤ちゃん主導の授乳のメリット

  • 赤ちゃんに必要な分だけ母乳量が作られる

赤ちゃん主導の授乳のデメリット

  • 授乳のやり方が難しい!!!

「赤ちゃんが欲しがるだけ」って、言葉で聞くと一見シンプルですが、実際授乳してみるとなんだかよくわからない。意外と難しいんです。

そこで、「赤ちゃん主導の授乳」のやり方、コツを紹介していこうと思います。

「赤ちゃん主導の授乳」のやり方・コツ

「赤ちゃん主導の授乳」のやり方

  1. 赤ちゃんの空腹サインをキャッチする
  2. 赤ちゃんが口を離したら授乳を終了する(片方だけで満足してればそれでOK)

赤ちゃんの空腹サインをキャッチする

まず、大切なのは授乳のタイミングです。

赤ちゃんが泣いたら「お腹が空いたのかな?」「母乳が足りなかったのかな?」と思いがちですが、赤ちゃんが泣く原因は、それ以外にも色々考えられます。

赤ちゃんに授乳するタイミングは、空腹のときに出すサインをキャッチしてみましょう。

赤ちゃんの空腹サインを詳しく

【母乳育児】知っておきたい!新生児の空腹サインと満腹サインとは? 【母乳育児】知っておきたい!新生児の空腹サインと満腹サインとは?

赤ちゃんが口を離したら授乳を終了する

授乳を始めたら、赤ちゃんが口を離すまで授乳を続けます。

ママが時間を測って、左右を入れ替える必要はありません。

片方で満足した様子があれば、それでOK。次の授乳では、反対のおっぱいから授乳を始めます。

もし、片方だけでは「授乳時間・授乳間隔が極端に短くなる」ようなら、片方では足りていない可能性があるので「左右両方」飲んでもらいましょう。

その際も、片方を口を離すまで飲んでもらってから反対に移ります。そして、反対のおっぱいも口を離すまで授乳します。両方飲んでもらった場合、次の授乳では最後に飲んだおっぱい(おそらく、前回の授乳で飲み切っていないため)から授乳を始めてみましょう。

また、母乳量は1日の疲れがでる夕方に減りやすいので、夕方の授乳では「両方」飲む必要があるかもしれません。赤ちゃんの成長期(生後3~4週目)にも、赤ちゃんが飲みたい量が増えやすいと言われています。

出産直後は「大人主導の授乳」を

母乳量を増やしたい時期(出産直後)は「大人主導の授乳」を守りましょう。

出産直後は、母乳量を増やすのに大切な時期。この時期に沢山吸ってもらうことが、後々の母乳量のためにとても重要です。

出産直後だけは母乳量のため「3時間以上授乳間隔を空けない」「左右両方飲んでもらう」ことを意識しましょう。

つるこ
じゃいつから「赤ちゃん主導の授乳」にしていいの?

「赤ちゃん主導の授乳」に切り替えるタイミング

「赤ちゃん主導の授乳」に切り替えるタイミング

「大人主導の授乳」で、授乳間隔が3時間持つようになったら、「赤ちゃん主導の授乳」にするタイミングです。

この記事はジーナ式の著書を参考にしていますが、ジーナ式によると…

一日数分ずつ授乳時間を増やし、産後3~5日目には授乳時間は片方15分から20分に増え、片方だけで満足する(授乳間隔が3時間持つ)ようになる。

と書かれていました。

授乳間隔が3時間空くようになる、ということは1回の授乳で満足に飲めているということ。

1回の授乳で赤ちゃんが飲みたい量飲めている為、「ママの母乳量=赤ちゃんが飲みたい量」のバランスが良い状態とも言えますね。

その為、授乳間隔が3時間空くことを目安にしてみて良いと思います。

「大人主導の授乳」の問題点と「赤ちゃん主導の授乳」の正しいやり方まとめ

「大人主導の授乳」と「赤ちゃん主導の授乳」について詳しく紹介しました。

「時間を測って」「左右交互に」授乳する方法は、母乳量を増やしたい時期にはとても良い授乳方法なのですが、一方で母乳の増えすぎに悩まされる場合も。

母乳の増えすぎに悩んだ経験から、授乳スタイルの違いについてまとめてみました。

参考にして頂けると嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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