「母乳が足りていない気がする…。」
こんにちは、つるこです。
現在、7ヶ月娘の育児に奮闘中の新米ママです。
母乳育児を経験したママは、一度は「おっぱいが足りない気がする…」と感じたことがあるのではないでしょうか。
私の場合、乳頭混乱を経験したことから、母乳が足りないのではないか、いつも不安に感じていました。
結論から言うと、ママの直感は当てになりません!
母乳不足を感じていた私も、実際には十分母乳が出ていたし、赤ちゃんの成長も順調でした。
では、どうして母乳が足りていない気がするのでしょう?
- 母乳不足と母乳不足感とは?
- 母乳不足を感じたら確認したい2つのサイン
- 母乳不足を感じてしまう3つの理由と対処法
を詳しく紹介していこうと思います。
「母乳不足」と「母乳不足感」とは?
母乳不足とは、赤ちゃんにおっぱいが足りていないこと。
母乳不足感とは、ママが「おっぱいが足りていない」と感じてしまうこと。
母乳不足とは?
母乳不足とは、赤ちゃんにおっぱいが足りていないことを言います。
赤ちゃんにおっぱいが足りていないと判断するには、赤ちゃんのおしっこの回数と体重を確認する必要があります。
母乳不足を感じたら確認したい2つのサイン
おしっこの回数は1日に6回以上、体重は退院時から1日あたり20~30gあれば十分だと言われています。
おっぱいが足りないのかな?と思ったら、この2点を確認してみましょう。
もし、赤ちゃんのおしっこの回数が少ない、体重増加がよくないのであれば、ミルクを追加するなど、対応が必要になります。出産した病院や母乳外来、桶谷式母乳相談室などで相談してアドバイスを受けましょう。
もし、この2点が大丈夫であれば、おっぱいは足りていると判断できます。
母乳不足感とは?
母乳不足感とは、赤ちゃんの体重増加は順調で十分おっぱいを飲めているのに、お母さんが「おっぱいが足りていない」と感じてしまうことを言います。
では、どうして、ママはおっぱいが足りていないと感じてしまうのでしょう。
母乳不足感を感じてしまう理由と対処法
- 授乳直後に泣く
- 1回の授乳時間が長い、授乳間隔が短い
- おっぱいが張らなくなった
授乳直後に泣く
授乳直後に赤ちゃんが泣くと「おっぱいが足りないのかな」と思ってしまいがち。
ですが、赤ちゃんはおっぱい以外にも泣きます。
授乳直後に泣く理由は「げっぷが足りない」場合が多いです。まずは、げっぷの出し方を見直してみましょう。
げっぷの出し方を詳しく
赤ちゃんのげっぷサインとは?上手な出し方とコツ!出ない時の対処法泣く理由がわからないな、と思ったら、赤ちゃんの空腹サイン・満腹サインをキャッチするのもオススメです。
空腹サインと満腹サイン
【母乳育児】知っておきたい!新生児の空腹サインと満腹サインとは?赤ちゃんには、おっぱいを吸いたい!という欲求もあります。指しゃぶりしたり、ママの腕や胸元をチュパチュパしながら眠る赤ちゃんもいますよね。
ところが、ママの母乳の出が良い、勢いが良い場合、すぐ飲み終わってしまう。おっぱいを飲んだ割に満足感がないので、授乳直後に泣く場合があります。
赤ちゃんがよくむせる、吐き戻しが多い、などの症状がある場合、ママの母乳量が多いことも考えられるので、一度確認してみてもいいでしょう。
母乳量が多い?と思ったら
母乳が出すぎる!母乳過多の対処法は?私が母乳量を減らす為にした事!また、赤ちゃんは授乳したら寝るものと思っていませんか?新生児の頃は、起きていられる時間が短いので、授乳したらすぐ寝ていたかもしれませんが、少しずつ起きていられる時間も増えてきます。
生活リズムを整えると、自然と授乳・睡眠のリズムも整っていきます。私はジーナ式ネントレを参考に、生活リズムを整えました。
ジーナ式ネントレを詳しく
【ジーナ式のやり方】寝かしつけも夜泣きもゼロ!月齢別スケジュールと実践例1回の授乳時間が長い、授乳間隔が短い
1回の授乳時間が長いこと、授乳間隔が短いことも、ママはおっぱいが足りていないと感じてしまう要因の一つ。
ですが、赤ちゃんによって飲む時間も飲む回数も違ってくるため、授乳時間や授乳間隔はさまざま。これが正解!と言う時間はないんです。
授乳時間・間隔について詳しく
【母乳育児】授乳時間が長い?短い?原因と対処法・オススメの授乳法しかし、「おっぱいの時間が長すぎないかな?」と不安になるのも事実なんですよね…。
そこで、オススメなのは「赤ちゃんが欲しがるだけ授乳」すると言う授乳方法。
赤ちゃんが欲しがるだけ授乳では、ママは余計な時間管理はせず、赤ちゃんが口を離すまでじっくり片方のおっぱいを吸ってもらいます。片方で足りた様子があればそれでOK。足りなそうであれば、反対のおっぱいも吸ってもらいます。徐々に赤ちゃんとママの母乳量に合わせた授乳パターンが出来上がってくると思います。
赤ちゃんが欲しがるだけ授乳とは?
【母乳育児】赤ちゃんが欲しがるだけ授乳のやり方・コツ・タイミングママのおっぱいを上手に吸えていない場合も、授乳時間が長くなる傾向があります。乳頭に亀裂や痛みがあったりする場合も赤ちゃんがママのおっぱいをうまく吸えていないサインです。
赤ちゃんがママのおっぱいを上手に吸える事を「ラッチオン」と言いますが、ラッチオンを見直すことで改善できる場合もあるので、一度見直してみましょう。
詳しいラッチオンのやり方は下記記事にまとめています。
ラッチオンを詳しく
ラッチオンって何?助産師さん直伝!正しい授乳法を知って授乳を楽に!
おっぱいが張らなくなった
出産直後は「パンパン」に張っていたおっぱいも、産後しばらくすると「おっぱいが張ってない」と不安に思いますよね。
「おっぱいが張らない」=「母乳不足」とは限りません!!
実は「張らない」おっぱいのことを「差し乳」とも言いますが、赤ちゃんが飲みたい量とママの母乳量の釣り合いが取れた状態と言えます。
母乳育児をする上で「差し乳」は理想の形。おっぱいの状態が良く、トラブルが起きにくいおっぱいなんです。
張らないおっぱいとは?
【母乳育児】張って痛い「溜まり乳」から、張らない「差し乳」になる方法母乳が足りない気がする…母乳不足を感じてしまう3つの理由と対処法まとめ
母乳不足を感じてしまう理由と対処法について紹介しました。
母乳が足りないかも、と思ったら、まず、赤ちゃんのおしっこの回数・体重から、本当に母乳が足りているのか確認しましょう。1ヶ月健診はもちろん、出産した病院や母乳外来、桶谷式母乳相談室でも相談ができます。
退院する時に「母乳の相談はどこでできるのか」確認しておくと安心でしょう。
母乳が足りている場合、自分がなぜ母乳が足りない気がしてしまうのか、振り返ってみましょう。「赤ちゃんがよく泣く」「授乳時間が長い」…理由はさまざまだと思いますが、紹介した対処法を是非試してみてください。
母乳育児は赤ちゃんが成長するまでのほんのわずかな期間。その大切な時間が楽しく、幸せなものになるよう、記事をまとめました。参考になると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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