今回は夜泣きや寝かしつけに悩んだら見直したい「ジーナ式」の要点を徹底的にお伝えしたいと思います。
ジーナ式とは赤ちゃんの「ネンネトレーニング」の方法の1つ。
ジーナ式の著者ジーナさんはベビーシッターの経験から、生活スケジュールに沿って生活した方が赤ちゃんもママも機嫌よく過ごせることを知ったそう。
その生活スケジュールを書籍化したところベストセラーとなり、日本でも翻訳され沢山のママを救ってきました。
ジーナ式を詳しく知りたい方はこちらの記事も参考に。▼
【ジーナ式のやり方】寝かしつけも夜泣きもゼロ!月齢別スケジュールと実践例我が子は2人ともジーナ式で育て、夜泣きや寝かしつけに苦労することはほとんどありませんでした。
育児をしていると、赤ちゃんが寝ない問題は重大な問題です。
赤ちゃんは寝不足で不機嫌だし、ママも寝不足で疲れ切ってしまいますよね。
そんな悩みを抱えているあなたに、ジーナ式のポイントを簡潔にお伝えしたいと思います。
ジーナ式とは?
まず、ジーナ式とは何かざっくりご説明します。
ジーナ式とは、赤ちゃんの「生活スケジュール」のことです。
生まれたばかりの赤ちゃんは1日に何度も授乳やミルクがあるため細切れの睡眠。昼と夜の区別もできていません。
そんな赤ちゃんが昼は活動、夜は睡眠というリズムに整えるために「生活スケジュール」を使います。
その「生活スケジュール」は軍隊(?)にように分刻みなので、初めて見る方はびっくりすると思います。
ですが、ジーナ式を始めると赤ちゃんの「お腹が空いた」「眠い」「甘えたい」などという欲求が自然とわかるようになります。
赤ちゃんの欲求を先読みすることで、赤ちゃんだけでなくお母さんも心穏やかにお世話できるようになるのです。
分刻みのスケジュールは無理!という方も、これから紹介するジーナ式の要点だけでも取り入れると、赤ちゃんの睡眠が良い方向に変わると思います。
ジーナ式、5つの要点
では、ジーナ式の要点をご紹介します。
- 朝は7時までに起こす
- 朝7時~夜23時までに必要な母乳・ミルクを飲む
- 昼寝の時間を守る
- 寝る場所は真っ暗にする
- 毎回同じ流れで寝かしつけをする
順番に詳しく説明していきますね。
朝7時までに起こす
朝7時までに赤ちゃんを起こしましょう。
赤ちゃんは明るい光を浴びることで「起きる時間」と学習します。
せっかく気持ちよく寝ているのに起こすなんて…と思ってしまいますが、朝の起きる時間がリズムを整える上で一番重要です。
朝8時や9時でも良くない?と思う方もいると思いますが、1日のスタートが遅くなると寝る時間も遅くなるので、ママが夜中に起きて授乳することになります。
赤ちゃんには大人が活動する時間に起こして、大人が寝る時間はたっぷり寝てもらいましょう。
朝7時~夜23時までに必要な母乳・ミルクを飲む
赤ちゃんが夜泣き出すとママは眠くて辛いですよね。
赤ちゃんが夜泣き出す原因は、
- 日中に昼用な母乳やミルクを飲めていない
- 昼寝のしすぎ
が主な原因です。
昼間(朝7時〜夜23時)の間に十分母乳やミルクを飲めた赤ちゃんは、夜中の授乳が1度もない、または1回で済むようになります。
ジーナ式スケジュールでは、1日に必要な母乳・ミルクを飲めるように授乳回数や時間が組まれています。
詳しくは各月齢のスケジュールをご確認ください。
【ジーナ式のやり方】寝かしつけも夜泣きもゼロ!月齢別スケジュールと実践例昼寝の時間を守る
赤ちゃんが夜中に泣き出す原因の2つ目に「昼寝のしすぎ」とご紹介しましたが、必要以上に昼寝をしすぎると夜中に起きだすこともよくあります。
赤ちゃんに夜中ぐっすり眠って欲しかったら、昼寝をさせすぎないように注意しましょう。
逆に、夜中ぐっすり寝てほしいから「昼寝をさせない」のは絶対NGです。
昼寝を十分せず疲れ切った赤ちゃんは、寝かしつけが超大変になります。
赤ちゃんは疲れすぎると眠れなくなっちゃうのです(泣)
ジーナ式スケジュールは、午前中のお昼寝、ランチタイムの昼寝、夕方のお昼寝の3つのお昼寝を基本に、各月齢毎に上限時間が決められています。
月齢別昼寝の上限時間
朝寝 | 昼寝 | 夕寝 | |
1~2週目 | 1時間半 | 2時間半~3時間 | 1時間半 |
2~4週目 | 1時間半 | 2時間半 | 1時間 |
4~6週目 | 1時間 | 2時間半 | 45分 |
6~8週目 | 45分 | 2時間半 | 30分 |
8~12週目 | 45分 | 2時間15分 | 15分 |
3~4ヶ月 | 45分 | 2時間15分 | |
4~6ヶ月 | 30~45分 | 2時間15分 | |
6~9ヶ月 | 30~45分 | 2時間 | |
9~12ヶ月 | 15~30分 | 2時間 |
成長するにつれて昼寝の時間も短くなっていきます。
詳しくは各月齢のスケジュールも確認してみてください。▼
【ジーナ式のやり方】寝かしつけも夜泣きもゼロ!月齢別スケジュールと実践例寝る場所は真っ暗にする
赤ちゃんはほんのわずかな光でも目覚めてしまうので、赤ちゃんが寝る場所は真っ暗にします。
長女は夏になると超早起きになり、慌てて遮光カーテンを導入。
遮光カーテンを付けてから、再びぐっすり眠るようになりました。
今から寝る時間だよーというスイッチにもなるので、夜はもちろん昼寝も真っ暗にしましょう。
赤ちゃんの寝る環境作りは寝かしつけのサインにもなり大切なポイントなので別記事にまとめました。▼
現役ママが【赤ちゃんの部屋、レイアウト】を公開!快眠できる寝室とは?毎回同じ流れで寝かしつけをする
赤ちゃんがスムーズに寝付くためには、毎回同じ流れで寝かしつけをすることが大事。
同じサインで寝かしつけをすれば赤ちゃんは安心して寝付けるようになり、ベッドや布団に下ろせば一人で眠れるようになります。
よくあるのが「抱っこ」「授乳」「トントン」で寝かしつけをすることですが、そのサインが習慣になってしまうと、そのサインがないと寝付けなくなります。
さらに、眠りが浅くなった時に「ママがいない!」と泣き出すので、夜泣きの原因にもなります。
長女がジーナ式を始めたのは生後5週目。その頃には既に抱っこでの寝かしつけが習慣になっており、布団に下ろすと泣き出し、寝たと思っても夜泣きはするし、寝かしつけに苦労しました。
その苦労があったので、長男の時は退院した日から毎日同じ流れで寝かしつけをしました。
私がしている寝かしつけを少し紹介しますね。
- 赤ちゃんが眠くなる10〜15分前には寝室に入れるように準備する
- 暗く静かな寝室に入る
- おくるみまたはスリーパーを着せる
- 抱っこで赤ちゃんを落ち着かせる
- 眠そうなサインが見えたら布団におろす
今では寝る時間に布団に下ろせば勝手に寝るようになりましたよ。
寝かしつけについて質問をもらうことが多いので、別記事に詳しくまとめました。▼
赤ちゃんが寝ない!現役ママのリアルな対処法と寝かしつけの方法夜泣きや寝かしつけに悩んだら見直したい「ジーナ式」5つの要点まとめ
赤ちゃんが寝ない問題はママにとって大問題ですよね。
ママは家事も思うようにできず、自由時間も睡眠時間も削られます。
ジーナ式のおかげで、長女も長男も本当によく寝る赤ちゃんでした。
最後にもう一度、ジーナ式に要点をご紹介します。
- 朝は7時までに起こす
- 朝7時~夜23時までに必要な母乳・ミルクを飲む
- 昼寝の上限時間を守る
- 寝る場所は真っ暗にする
- 毎回同じ流れで寝かしつけをする
ジーナ式の生活スケジュールは細かすぎて無理と思う方も、これらのポイントだけでも取り入れてみてはいかがでしょうか。
ジーナ式を詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
【ジーナ式のやり方】寝かしつけも夜泣きもゼロ!月齢別スケジュールと実践例今回はこの辺で。つるこでした。
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