今回はたそがれ泣きの体験談と効果のあった対処法を紹介します。
娘が生後1ヶ月の時たそがれ泣きに悩みました。
おっぱいをあげても、抱っこしても、何をしても泣き止まない。
結論から言うと、娘は「過飲症候群」が原因で泣いていたのです。
適切な対処法を試すとたそがれ泣きがすぐに解決できました。
この記事では、娘のたそがれ泣き泣き体験談と具体的な対処法をまとめていきます。
たそがれ泣きとは?
たそがれ泣きとは、主に3ヶ月以下の赤ちゃんに見られる、夕方を中心に長時間、激しく泣く現象。
原因はわかっていないと言われていますが、娘のたそがれ泣きを経験してみて「過飲症候群」が原因と考えています。
母乳育児で大変お世話になったブログ「ちょっと理系な育児」の中にこのような記述がありました。
たそがれ泣き(コリック・疝痛)について研究した、IBCLCで看護師のMarie Davisさんによると、一般的に「たそがれ泣き」と思われていた症状の、95%ほどは過飲症候群が原因だったとか(つまり、親子で我慢するべきものじゃなくて、対処すれば改善するってこと)。
このブログにも紹介されているように、たそがれ泣き、コリックのほとんどは「過飲症候群」が原因じゃないかな、と私も思っています。
たそがれ泣き体験談
たそがれ泣きの原因が「過飲症候群」とわかるまでの話とたそがれ泣きが解決するまでの話を時系列に沿って紹介したいと思います。
- 赤ちゃんが泣き止まない
- ネットに書かれている対策を試してみるけど
- 娘が「でべそ」?
- たそがれ泣きの原因は過飲症候群だった
- 乳酸菌でお腹の調子を整える
- 母乳過多を「片方授乳」で改善
赤ちゃんが泣き止まない
娘が生後5週目を迎えた頃でした。夜8時、娘が泣き出しました。
ところが、授乳しても、オムツをかえても、抱っこであやしても…何をしても泣き止まない。
もしかして、おっぱいが足りないのかな?母乳不足と思い1〜2時間毎に授乳しますが泣き止まない。
結局、断続的ですが4時間も泣き叫んでいたのです。
次の日は丁度1ヶ月健診の日だったので、先生に相談することにしました。
先生に昨晩のことを話すと「赤ちゃんは泣くものだから」と一言。体の異常もなく、順調に成長していると言ってくれました。
助産師さんにも同じことを相談しましたが、順調に成長しているから大丈夫と言われました。
大丈夫と言われ安心して帰宅しましたが、その日の晩も昨日のように長時間泣き続けるのです。
ネットに書かれている対策を試してみるけど
そこで、ネットで紹介されていた赤ちゃんが泣き止む方法を試してみることに。
具体的には縦揺れ抱っこ、コリック抱き、泣き止む音楽、散歩、ドライブ…といった内容でした。
ほとんど気休めにしかならなかったけれど、効果を感じたのはコリック抱き。
コリック抱きをしている間はしばらくは泣き止みますが、長時間泣き叫ぶのは同じでした。
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コリック抱きのやり方と期待できる効果!試した結果…意外と泣き止む娘が「でべそ」?
娘の泣き叫ぶ日々が続きました。
どうしてこんなに泣くんだろう。泣き止まない娘を抱っこしながら泣いた日もありました。
そんなある日、娘の「でべそ」に気がつきました。たそがれ泣きが始まって3日くらい経った頃でした。
へその緒を消毒していた時はきれいだったのに、なんでだろう。
「赤ちゃん」「でべそ」でネット検索してみると、便秘やガスによって「でべそ」になると書かれていました。
毎日うんちは出ていたはずなのに、便秘やガス抜きのためお腹のマッサージと便秘体操、綿棒浣腸を試したところ、大量のうんちが!
その日は泣き叫ぶことなく、機嫌よく寝かしつけもスムーズでした。
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赤ちゃんの便秘に!綿棒浣腸のやり方!毎日してもいい?タイミングは?たそがれ泣きの原因は過飲症候群だった
娘がたそがれ泣きはおさまった。とりあえず、良かった。
けれど、なぜお腹にうんちとガスが溜まっていたのだろう?
うんちをよく観察してみると今度は「緑色の泡立つウンチ」に気がつきました。
その症状からやっと「過飲症候群」だったと気がついたのです。
過飲症候群の症状は以下の通りです。
- 体重が急激に増える。→娘の場合50g/日
- 溢乳、吐乳が多い。
- ゼーゼーしたり、鼻が詰まった様子がある。
- 唸る、いきむ
- お腹がパンパンに張る、でべそになる。
- 緑色や泡状のうんち
- コリック(ギャン泣き)
過飲症候群にはこれらの特徴的な症状があるのですが、娘の場合、全ての症状が当てはまりました。
乳酸菌でお腹の調子を整える
過飲症候群は母乳を飲みすぎることでお腹の不調(腹痛、便秘、下痢など)を起こすので、腸内バランスを整える効果が期待できる乳酸菌「チャイルドヘルス」を試してみることに。
飲み始めると便通が良くなり、便も緑から黄色っぽい色に変わっていきました。
お世話になった乳酸菌。▼
チャイルドヘルスの口コミをまとめました。▼
【レビュー】たそがれ泣き・夜泣き対策「チャイルドヘルス」で改善!母乳過多を「片方授乳」で改善
過飲症候群の原因は色々ありますが、私の場合、授乳の仕方が問題でした。
娘は生まれてしばらくは乳首を吸ってくれず、搾乳した母乳を哺乳瓶で与えていました。
少しづつ直母を練習し、完全に直母のみで母乳育児を続けることになってからも「おっぱいが足りないんじゃないか」と不足を抱えていました。
そのため、赤ちゃんが泣き出すとすぐに授乳。加えて、入院中指導された通り「左右均等」「3時間毎」を守って授乳を続けていました。
「頻回授乳」を続けたおっぱいは「母乳過多」状態。すぐに母乳パッドがビチャビチャになるくらい母乳の量が多かったのです。
母乳過多を抑える授乳法に「片方授乳」というものがあります。
片方授乳とは、片方のおっぱいが空っぽになるまで飲みきってもらう方法です。
これを続ける赤ちゃんの欲しい分だけ母乳が生産量されるようになります。
片方授乳を続けて2〜3日でおっぱいの量が減り、赤ちゃんにとって飲みやすいおっぱいになりました。
娘のたそがれ泣きはこうして解決できたのです。
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【過飲症候群って何?】母乳の飲み過ぎでたそがれ泣き?原因と対処法たそがれ泣き・コリックの95%は過飲症候群かも?体験談と対処法まとめ
たそがれ泣き、コリックに悩んだ体験談と効果のあった対処法をまとめました。
たそがれ泣きの原因は「過飲症候群」と分かり、紹介した対処法をしてすぐにたそがれ泣きは改善できました。
赤ちゃんが長時間泣き叫ぶ日々は正直本当に辛い経験でした。
たそがれ泣きは成長すれは自然と解消されると言われていますが、ちゃんとした対処法をすれが解決できます。
私の経験が役に立つと嬉しいです。
今回はこの辺で。つるこでした。
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