「母乳育児の準備をしたい。」
「乳腺開通マッサージってどうやってやるの?」
こんにちは、つるこです。
母乳育児のために大切な乳腺開通マッサージをご存知ですか?
私が出産した病院では、妊娠中におっぱいチェックがあり、必要に応じて出産前から乳腺開通マッサージをするように勧められていました。
私は37週に入ってすぐに出産だったため、出産前に乳腺開通マッサージはしませんでしたが…出産直後に乳腺開通マッサージを開始。
出産2日目から少しずつ母乳がにじむようになり、結果的には3~4本の乳腺が開通し完母で育てることができました。
- 乳腺開通マッサージとは?
- 乳腺開通マッサージのやり方
を詳しく紹介したいと思います。
もくじ
乳腺開通マッサージとは?
乳腺開通マッサージとは、乳腺を開通させるためのマッサージです。
おっぱいには、母乳の通り道である乳管が約20本ほどあると言われています。
乳管の開通状態には個人差があり、初めて出産する方や2人目以降の出産の方も、乳腺が細かったり乳脂が詰まっていると、開通しにくい場合があります。
乳腺開通マッサージでは、乳腺に詰まった脂肪などを取り除き、母乳の出口を作ってあげる目的があります。
乳腺開通マッサージが必要な理由
乳腺が開通していない状態とは、おっぱいの出口がない状態。おっぱいで作られた母乳の出口がないため、このままでは母乳が出ません。
さらに、おっぱいにたまった母乳がつまり炎症を起こすと、乳腺炎を起こしおっぱいの強い痛み、高熱が出ることがあります。
乳腺が開通していないと…
- 赤ちゃんにおっぱいが届かない
- つまりが原因で乳腺炎などを起こしやすい
と言われています。
そのため、母乳育児を始める前の第一歩・母乳育児の準備として乳腺開通させることはとても大切なこと。
ちなみに、20本ある乳管のうち、3~4本開通していれば大丈夫と言われています。
妊娠中から始めた方がいいの?
母乳育児の準備として、妊娠後期から乳腺開通マッサージを勧められる場合があります。
しかし、切迫早産気味の方は乳頭を刺激するのはNG。自己判断で行わず、まずは助産師に相談してみましょう。
乳腺開通マッサージのやり方
1、乳輪部を親指・人差し指・中指の3本指でつまむ
2、乳輪を引っ張るイメージでつまむ動作を繰り返す
3、色々な方向からまんべんなく揉みほぐす
マッサージ中に出てくる白いカスは、乳管に詰まっていた脂肪のかたまりです。もし出なくても、赤ちゃんが吸い取ってくれた場合もあります。
授乳のたびに揉みほぐすのも効果的でしょう。乳輪部が柔らかくなる効果もあるので、赤ちゃんが吸いやすいおっぱいになりますよ。
乳腺が開通した後も気をつけたいこと
乳腺が開通したら一安心!
ですが、乳腺が開通した後も気をつけいことをまとめました。
頻回授乳
乳腺開通マッサージと併行して、赤ちゃんにできるだけおっぱいを吸ってもらいましょう。
母乳量が安定するまでは出来るだけ赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことが大切です。
母乳量を増やしたい時
母乳量を増やす方法6選!完母になった私がやった今すぐできる事全部食生活の見直し
脂肪分の多い食事は、乳腺が詰まりやすいので注意が必要です。
妊娠中から甘いもの、チョコレートなど我慢してきたお母さんも多いと思いますが、乳腺がつまって乳腺炎になってしまうと、ママも赤ちゃんも辛い思いをします。
水分補給
母乳の元はママの血液。ママの血液がドロドロだと、おっぱいもドロドロになり乳腺がつまりやすくなります。
水分補給は母乳量を増やすためにも大切なこと。
授乳のたびにコップ1杯の水を飲むよう心がけてみましょう。
ピュアレーンで保湿
乳首の皮膚はデリケートなので、赤ちゃんに吸ってもらう刺激、乳輪マッサージの刺激で、少なからず乳首に痛みを感じるママも多いです。
特に、赤ちゃんが上手にラッチオン(乳首に吸啜すること)できていないと、痛みが強くなったり、亀裂、出血の恐れもあります。
保湿ケアは乳首トラブルを防ぐことにもなるので、授乳のたびに保湿を心がけましょう。
赤ちゃんが舐めても大丈夫!
ラッチオンとは?
ラッチオンって何?助産師さん直伝!正しい授乳法を知って授乳を楽に!【乳腺開通の方法】妊娠中から母乳育児の準備!おっぱいマッサージのやり方まとめ
母乳育児の準備に大切な乳腺開通マッサージのやり方を紹介しました。
最初は私も母乳がなかなか出ずに悩みました。
それでも、根気強く乳腺開通マッサージを続けた出産2日目、ついに母乳がにじむように!!
それから、母乳が増えるよう意識した生活を送り、生後2週間後には完母になりました!!!
同じように母乳が出なくて悩むママも多いと思います。
この記事を参考に、ぜひ乳輪マッサージを続けてみてください。母乳ライフが軌道に乗り、幸せな授乳ライフを過ごせるように応援しています。
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