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【搾乳のコツは?】痛くない搾乳のやり方&母乳の保存方法

【搾乳のコツは?】痛くない搾乳のやり方&母乳の保存方法

「搾乳ってどうやってやるの?」

「母乳の保存方法は?」

こんにちは、つるこです。

現在1歳になる娘の育児に奮闘中。

その娘は、産まれてすぐ一過性多呼吸という病気で2週間NICUに入院しました。

NICUに入院している間は、直接授乳ができないので、搾乳した母乳を哺乳瓶で与えていました。

娘が入院している間も搾乳を続けたことにより、退院してからは完全母乳で娘を育てることができました。

しかし、最初は搾乳が痛くて、辛くて…

この記事では
  • 痛くない搾乳のやり方
  • 母乳の保存方法

を紹介したいと思います。

搾乳とは?

搾乳とは?

搾乳とは、乳房から母乳をしぼることを言います。

母乳を保存したい場合以外にも、おっぱいが張って痛いときに搾乳をすることで痛みを和らげたりすることもあります。

母乳で育てたいと思っている方は、おっぱいのケアとして覚えておくと便利です。

搾乳の間隔は?

搾乳の間隔は?

搾乳は3時間毎が基本!

NICUに入院しているなどの理由で搾乳をする場合、3時間毎の搾乳が基本となります。

出産直後から母乳量が安定するまでの期間は母乳量の維持に大切な時期。

私が出産した病院では、「0時・3時・6時・9時・12時・15時・18時・21時」と3時間毎に搾乳していました。

入院中は助産師さんが起こしに来てくれましたが(笑)、どうしても起きれない時もありますよね。。

助産師さんは、起きれなかったら仕方ないと言ってくれましたが、母乳量が安定するまではできるだけ3時間以上の間隔はあけないよう言われました。

手での搾乳

手で搾乳する方法は、母乳を入れる容器さえあれば、どこでも手軽にできるメリットがあります。しかし、必要な母乳を搾乳するまでに時間もかかるし、とても疲れます。

そのため、母乳量を維持するために少し搾乳したいときなどに便利です。

必要な物品

消毒済みの哺乳瓶の写真

  • 消毒済みの哺乳瓶

口が広めがおすすめ

母乳を保存する場合、哺乳瓶は必ず消毒したものを使いましょう。

手で搾乳する方法

1、手を洗う

搾乳をする前に石鹸で手を洗いましょう。

2、乳輪マッサージ(乳頭刺激)

乳輪マッサージのやり方の写真

親指・人差し指・中指の3本で乳輪部を圧迫します。このとき、乳頭ではなく、乳頭から2~3cm離れた場所(乳輪部と乳房の境目くらい)を圧迫します。

乳輪マッサージのやり方の写真

圧迫する方向は、3方向(縦・斜め・斜め)。強くつまむのではなく、柔らかくほぐすイメージで。母乳がにじんだらOKです。

3、少し前かがみになって、搾乳する反対の手で乳房の下に哺乳瓶を添える

少し前かがみになって、搾乳する反対の手で乳房の下に哺乳瓶を添える

4、乳輪部を圧迫する

乳輪部を圧迫する

何回か柔らかく圧迫すると射乳(シャーと出たりポタポタだったり)が始まるので、一旦圧迫をやめて母乳が止まるまで待ちます。そして、圧迫する方向を変えながら搾乳を続けます。

まだ射乳がない場合は、リズムカルに圧迫を繰り返しましょう。

射乳中も圧迫を続けてしまうと、乳頭へ刺激が伝わり過ぎて、おっぱいがパンパンに張って痛みがでる恐れがあるので注意しましょう。

搾乳器での搾乳

搾乳器で搾乳する方法のメリットは、効率よく楽に搾乳できる点です。しかし、搾乳器の消毒や持ち運ぶのが大変というデメリットも。

搾乳器には手動と電動がありますが、今回は手動での搾乳について詳しく紹介したいと思います。

必要な物品

消毒済みの搾乳器と哺乳瓶

  • 消毒済みの哺乳瓶・搾乳器

哺乳瓶も付いてるよ

手動搾乳器で搾乳する方法

1、手を洗う

搾乳をする前に石鹸で手を洗いましょう。

2、乳輪マッサージ(乳頭刺激)

乳輪マッサージのやり方の写真

手で搾乳する方法と同じですが、親指・人差し指・中指の3本で乳輪部を圧迫します。このとき、乳頭ではなく、乳頭から2~3cm離れた場所(乳輪部と乳房の境目くらい)を圧迫します。

乳輪マッサージのやり方の写真圧迫する方向は、3方向(縦・斜め・斜め)。強くつまむのではなく、柔らかくほぐすイメージで。母乳がにじんだらOKです。

3、搾乳器を乳房にあてる

搾乳器を乳房にあてる乳首に対して搾乳器はちょうど真ん中・垂直にあてます。

4、ハンドルを握り、搾乳を開始する

ハンドルを握り、搾乳を開始するハンドルを握り搾乳を開始します。このとき、乳首や乳房が痛む場合は、ハンドルを握る強さを弱めましょう。ハンドルを握る強さで圧の調整ができます。

手での搾乳でも、搾乳器を使った搾乳でも、搾乳する前に必ず「乳輪マッサージ」をしましょう。乳輪マッサージをすることで、痛みが少なく、搾乳することができます。

母乳の保存方法

母乳の保存方法には、常温保存、冷蔵保存、冷凍保存があります。

常温保存では、保存できる時間が短いので出来るだけすぐに使うようにしましょう。

そして、冷蔵保存→冷凍保存の順で長く保存ができますが、時間とともに成分が変化するので出来るだけ早く使うようにしましょう。

冷蔵保存の場合

冷蔵保存の場合

  • 健康な正期産児:5日以内
  • 早産児NICU入院児:2~4日以内

出典:赤ちゃんとお母さんにやさしい母乳育児支援-日本助産師会

冷蔵保存する場合、搾乳した哺乳瓶に入れて保存するのが便利です。間違えて古い母乳を飲ませることがないように、搾乳した日時や時間をメモするのも忘れずに。

冷凍保存の場合

冷凍保存の場合

  • 健康な正期産児:6ヶ月以内(3ヶ月以内が理想)
  • 早産児NICU入院児:3ヶ月以内(1ヶ月以内が理想)
  • 解凍後は、冷蔵庫に入れて24時間以内に使用しましょう。

出典:赤ちゃんとお母さんにやさしい母乳育児支援-日本助産師会

冷凍保存には、市販の母乳パックを使います。搾乳した日時を記入し、古くなった母乳は破棄するようにしましょう。

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冷凍母乳の持ち運び

冷凍母乳の持ち運び

冷凍母乳をNICUなどへ持ち運ぶ場合、クーラーバックなどを利用して、出来るだけ凍った状態で病院まで持っていきます。

私は、クーラーバックは100円ショップ、保冷剤は家にあるものを使いました。

保存した母乳の温め方・解凍方法

冷蔵や冷凍した母乳は、赤ちゃんが飲みやすい温度まで温めて与えます。このとき、電子レンジで温めたり、いきなり熱湯に入れてしまうと、母乳の成分が変わってしまう恐れがあるので注意しましょう。

冷蔵保存した母乳の温め方

冷蔵保存した母乳は、保存容器ごとぬるま湯(40℃くらい)で湯煎します。人肌程度の温度になったらOKです。母乳は冷やすと脂肪分が分離するので、優しく振って混ぜ合わせましょう。

冷凍保存した母乳の解凍方法

冷凍保存した母乳は、冷蔵庫に入れて解凍します。急いでいる場合は、流水に母乳パックをさらして解凍することもできます。

解凍させた母乳は、母乳パックごとぬるま湯(40℃くらい)で湯煎し、人肌程度の温度になったらOKです。

解凍後は、冷蔵庫に入れて24時間以内に使いましょう。

【搾乳のコツは?】痛くない搾乳のやり方&母乳の保存方法まとめ

【搾乳のコツは?】痛くない搾乳のやり方&母乳の保存方法まとめ

痛くない搾乳のやり方と母乳の保存方法を紹介しました。

赤ちゃんが入院して直接授乳できないときや、仕事や外出などで授乳ができないときなど、搾乳のやり方や母乳の保存方法を知っておくと、いざという時に助かると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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